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2008年度後期木曜ゼミ_その1

2008年度後期の授業が始まりました。今回のゼミでは次の文献を読んでいます。

Taruskin, Richard. 1996. Stravinsky and the Russian Traditions: A Biography of the Works through Mavra. Berkeley and Los Angeles: University of California Press.

本書は上下巻からなる大著で、それぞれが電話帳2~3冊分の厚みを持っています。そのあまりの威圧感に、ゼミ生一同、驚かざるをえませんでした。半年のゼミで全てを読み切るには量が多すぎるので、今のところは、この本の第5章"Bells, Bees, and Roma Candles"を各学生が順番に訳しています。

著者のタラスキンは、西洋音楽史、ロシア音楽、演奏論などを専門領域とするアメリカの音楽学者です。主著としては本書の他、2005年に出版されたThe Oxford History of Western Musicという有名な音楽史の本があります。こちらも全6巻の力作です。百科事典か何かのような迫力があります。

それでStraivnskyなのですが、タイトルが示しているとおり、作曲家のイーゴリ・ストラヴィンスキーについて論述した本です。ただし、単に彼の生涯や作品について整理するだけではなく、それまであまり語られてこなかった「ロシア人作曲家」としてのストラヴィンスキーに着目するという斬新な内容です。

たとえば第5章の最初の方には、「ストラヴィンスキーはラヴェルのオーケストレーションを参考にしていると言われているが、そのラヴェルはリムスキー=コルサコフのオーケストレーションを参考にしていたのだ」といったような話が登場します(308-9ページ)。

このように、一般的にはフランス近代音楽の枠組みで理解されることの多いストラヴンスキーの音楽を、5人組を含めたロシア的伝統の中に位置づけ直そうというのが、本書の基本的な目論見のようです。ロシア音楽の専門家だけあって、ロシア音楽に関する知識が他の部分にも大量に散りばめられており、感心させられます。

当ブログでは、これからしばらくの間、Straivnskyの内容について、あるいはゼミの中で出てきた議論、疑問、論点などについて掲載していく予定です。どれぐらいのペースで更新できるか、はっきりとは分かりませんが、ちょこちょこ書いていくつもりです。よろしくお願い致します。
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