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2011年01月20日

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2010年度後期ゼミ_その4

本日のゼミでは、上羽義信(M2)による発表が行われました。発表のタイトルは、「ストラヴィンスキーとバランシンのコラボレーションにおけるリトミックの影響 --バレエ《ミューズを率いるアポロ》を題材に--」となっています。

リトミックとは、音楽に応じて様々な運動を行い、音やリズムを身体的に把握していくことで、音楽的能力の獲得を目指す音楽教育法です。スイスの作曲家、音楽教育者であるダルクローズが創始しました。彼のリトミックの方法は、振付師であるバランシンに大きな影響を与えます。本発表では、ダルクローズ・メソッドの教本における運動の見本と、バランシンによる《アポロ》の振り付けとを比較することで、その類似性がはっきりと示されました。

バランシンは、リトミックの動きを取り入れつつ、クラシック・バレエの身体様式を徐々に改変していきました。これが本発表の主張の一つです。そして、このような振り付けの革新は、振り付け曲であるストラヴィンスキーの音楽作品へとフィードバックされます。ストラヴィンスキーは自身の音楽の中に、非クラシック・バレエ的な、つまりバランシンの振り付けに適合するような楽想を取り込んでいきました。これが、本発表の第二の主張です。

リトミックの身体性→バランシンの振り付け→ストラヴィンスキーの音楽作品、というダイナミックな影響関係が示された発表でした。上羽は現在、修士論文執筆中で、今回の発表はその論文を下敷きにしたものです。

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